相思相愛♡の訪問栄養

在宅栄養指導を当たり前に(1)※

奈良市市在宅医療・介護連携支援センターから、管理栄養士を対象とした講演の機会をいただきました。在宅訪問管理栄養士が実際なにをしているのか、療養者と家族がどう変化をしていくのか、ほんの一部ですがお話しました。

在宅医療を担う開業医が、管理栄養士の介入を検討する場面は少なくありません。しかし、先生方が訪問栄養指導を導入したいと思っても、誰に、どのように依頼すればいいのか困っているとのこと。一方で受講した管理栄養士からは、「将来在宅栄養士になりたい」「力をつけて携われるようになりたい」と感想が。在宅の栄養指導はやってみたいけど、少しハードルが高い…と感じていらっしゃるようです。

これは、絶対に何とかしなければ!

在宅栄養に力を入れたい先生方と、訪問指導が楽しくて仕方ない管理栄養士をもっと増やしたい!という私たちは、お互いのニーズが完全に一致しています。相思相愛♡の手ごたえを、感じた一日でした。

※「在宅栄養指導を当たり前に」は、医療・福祉における在宅訪問管理栄養士による訪問栄養指導のしくみづくりに関する連載です。