コロナと栄養指導のビフォーアフター②

前回の、コロナと栄養指導のビフォーアフター①のつづきです

Saori「患者さんとのコミュニケーションは、どんなところが難しかった?」

豊田「マスクが患者さんと自分の距離を遠くしました
患者さんも栄養士もマスクを着けている分表情がわかりにくい
こちらが話すほどに、患者さんの表情がどんどん硬くなっていくんです
お互いに、言いたいことがうまく伝わらないからだ、と思いました
すごくもどかしい気持ちでした」

豊田「オーソドックスですが、用紙を作って『紙に書く』方法を中心にしました。

でも、『フェイスシールドの中で一瞬マスクをずらす』というのが一番効果的だったことも事実(笑)

声が出せないなど、栄養士の表情を見て判断している方もたくさんいます
情報は、書くことである程度伝えることができますが、
マスクで半分隠れ、その上にフェイスシールドが乗った私の顔をいくら見つめても
どこか不安なんでしょうね

患者さんとのやりとりは、ノンバーバル(言葉以外)な部分が大きいのだと
身に染みてよくわかりました

感染拡大が終息して、マスクをしないで対面できる環境になるか、
表情がよくわかるマスク?が発明されればいいのに、と心底願っています」

次回は、三つ目の「スタッフとのコミュニケーション」について書いていきます

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